先日、OpTaliXのバージョンアップがありました。
リリースノートに幾つか改善項目は挙げられているのですが、注目すべきはundo/redoの無制限化です。
OpTaliXは以前から最適化について、その結果が望ましくなかった時にundoが使えました。
但しこの機能は最適化直前状態にワンステップ戻すだけです。
複数ステップに渡って最適化を繰り返した時に数ステップ分undoしたり、undoした後にやはり元に戻すといった行き来も出来ませんでした。
これはZemaxに対して明らかに弱点だったのですが、最適化に限らずエディタの入力などに対しても有効になり便利になりました。
一方、Zemaxには以前から無制限undo/redo機能が搭載されています。
旧バージョンのOpTaliXでもファイルの保存によってスナップショットを取って同様の事は出来たのですが、やはり無制限undo/redoはあった方が利便性が向上しますよね。

ところでOpTaliX開発元のOptenso社のサポートは非常に秀逸かつ丁寧で、結構きめ細やかにバグ報告や改善要望に応じてくれます。