久しぶりのZemaxメジャーバージョンアップがありました。
バージョン21のリリースです。

リリースノートを見ると相変わらず『サブスクリプションのみ』限定の新機能がありますね。
ハードウエアドングルを駆逐して、サブスクリプション版に誘導したいとう意図が良く分かります。

ところで最適化機能に新規アルゴリズム追加がありました。
DLSX(streamlined DLS)とPSD(pseudo-second derivative)という機能です。
アルゴリズムの詳細についてはリリースノートに記載がありません。
前者は通常のDLSの拡張版？、後者は2回微分を計算するような名前が付いています。
どちらも『新機能の試行』メニューから辿れるチェックボックスにチェックを入れると有効化します。
これはちょっと楽しみですね。こういった機能改善は大歓迎です。
新機能の試行はいつもそうなのですが、恐らく次期バージョンではサブスクリプションのみという限定が付きそうな気がします。