今回はZEMAXマクロ機能に対する感想です。

光学設計をZEMAXでやっていると標準で対応していない機能がどうしても欲しくなり、マクロを作成することが良くあります。
大抵はこれで満足することが多いのですが、マクロを作成するにあたってどうしても改善してほしいと思うマクロ機能がいくつかあります。
そのうちの一つが、『文字型配列』です。
配列自体は今でも整数型と浮動小数点型が用意されていて、例えばmatrixという名前の配列を宣言する時、

 declare matrix, integer

とか、

 declare matrix, double

以上のように書くのですが、文字型が用意されていません。
通常、大切なのは数値なので文字型がないことは致命的ではないのですが、もしあればもっとスッキリとマクロが書けるのに、ということもしばしばです。
改善して欲しい他のポイントは文字列操作を対象としている関数でしょうか。現在でも用意されているのですが他の言語と比較するとまだまだ足りないと考えています。
ポインタによる文字列の操作が許されているなら自分でどうにかするのですが…。