設計者コラム
#101 xfreeform面
最新のOpTaliXでは、xfreeformと呼ばれる非球面形式が新たに使えるようになりました。
これはZemaxのアナモルフィックな、偶数次非球面、拡張多項式面、ゼルニケ標準サグ面を併せ持つTrueFreeFormと同等な非球面です。
Zemaxではこの面、PremiumとEnterpriseエディションでないと使えない、お金持ち専用非球面です。(笑)
私は光軸に対して回転対象ではない非球面を時々使うこともあり、今回のxfreeformはこれが扱えるようになったので助かります。
サーフェスエディタ上で各項を設定するわけですが、面白いことにOpTaliXとZemaxでほぼ同じ項順になっています。
下表はそれをOpTaliXとZemaxで比較したものですが、ちょっとズレているだけですね。
この面の搭載に関してはOpTaliXが後発ですが、意識したのかな?