設計者コラム
#074 OSLO
光学設計CADには色々とあって、CodeVやZemaxだけではない色々なソフトがあります。
OpTaliXのファイル変換機能リストを見ていて、『そういえばOSLOってあったな』と久々に思い出しました。
卒業後に初めて就職した会社に備品としてOSLOがあったのを覚えています。
改めて見てみると、ソフトの外見や各種データの表示など非常に近代的で分かり易そうな雰囲気です。
実際に使ってみたことが無いので、あくまでも印象ですが。
恐らくレンズ設計に必要な一通りのことは出来るようです。
横収差図はサジタルがプラスマイナスの半分だけ描画されている所など、『分かってるな~』と思いました。
尤も回転非対称光学系の際にはサジタルもプラスマイナスの両方を書いて欲しいですが。
ところでプライスリストを見ると、Permanent License Price Listという箇所は恐らく買取価格だと想像しますが$4,000のようです。
$4,000という価格は高価ですが、光学設計CADの価格としては安いです。
個人的にはちょっと気になるソフトです。
欲しいと思いました。